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共同募金運動とは
 共同募金は、1947年(昭和22年)に始められ、民間によって運営される施設や社会福祉団体で行う事業に必要な資金を集める募金です。温かい「たすけあい」のこころが、この募金を支え、民間の福祉活動を推進させます。
 共同募金が他の募金と異なる点は、施設や民間社会福祉団体のための資金を計画的に一元化し、寄付金を募集、管理、配分し、総合的な調整をはかっていくことにあります。
 共同募金の運動期間は、毎年厚生労働大臣の告示により、10月1日からと定められています。
 
共同募金の基礎知識
1.民間の自主的な運動です。
 たすけあい精神を基調にして行われる住民の参加による民間の自主的な運動です。様々な民間ボランティアに支えられた活動です。
 
2.「赤い羽根」は共同募金のシンボルです。
 1948年(昭和23年)第2回の運動から、寄付済証として「赤い羽根」を使っています。ヨーロッパやアメリカで、赤い羽根が「善い行い」や「勇気」の象徴とされてきたことによるといわれています。
 
3.都道府県ごとに全国一斉に行われます。
 共同募金は、毎年10月1日から全国一斉に行われます。
12月1日から実施する地域歳末たすけあいとNHK歳末たすけあいも共同募金の一環です。
 愛知県で集まった寄付金は、愛知県内で活用されます。

 
4.共同募金は計画募金です。
 共同募金は、地域ごとの使いみちの額を事前に定めて寄付を募るしくみです。これを「計画募金」と呼び「配分計画」を明確にすることで、県民の理解と協力を得やすくしています。
5.地域で集めた寄付金は、集めた地域で使われます。
 草の根のボランティア活動から、社会福祉施設の改修や福祉車両の整備まで、さまざまな民間の地域福祉活動を支援しています。
 地域で集めた寄付金は集めた地域で使われており、一部は市区町村を越えた愛知県内の広域での活動や災害時の備えのためなどに使われています。

  ○使いみちの例
  ・ひとり暮らし高齢者への見守り活動
  ・子育てサロン活動
  ・福祉車両貸出事業
  ・ボランティア養成講座の開催など
 
共同募金の詳しい使いみちは、「赤い羽根データベース『はねっと』」で見ることができます。
災害時にも役立っています!
 大規模な災害が起こった場合に備えて、共同募金の一部を「災害等準備金」として積み立てています。
 災害が起きた時には、被災地の災害ボランティアセンターの設置や運営など、被災地支援にも役立ちます。 

赤い羽根共同募金は、2021年(令和3年)に運動創設75年を迎えました。
75年の歴史のなかで、全国では平成7年度、愛知県では平成10年度をピークに募金額は減少しております。
全国では約35%、愛知県では約25%の減少率です。

  共同募金には、大きく分けると「一般募金」と「歳末たすけあい募金」があります。 
 地域で行われる歳末たすけあい運動による寄付金や、NHKがテレビやラジオを通してよびかけるNHK歳末たすけあい運動による寄付金も共同募金の一環です。